でじぼう
この記事はこんな人がおすすめ!
- 固定長,可変長ってなに?
- データ長はどっちの形式を使えばいいの?
「現役エンジニアから実際の現場で学べる」Zero to Hero
固定長と可変長の違い
固定長と可変長の違いは、データの長さが一定か可変かという点です。
固定長ってなに?
固定長は、データの要素が同じ長さを持つ形式のことをいいます。
例
5文字の固定長文字列は、全ての文字列が必ず5文字になるようにする。データが3文字の場合は、空白2文字を追加する。そうすることで、全ての文字列が必ず5文字になるようにする。
メリット
固定長はデータの処理が速く、特定の位置にアクセスしやすい。
デメリット
データの長さが同じになるため、データが短い場合、無駄な領域ができてしまう。
可変長ってなに?
可変長は、データの要素が異なる長さを持つ形式のことをいいます。
例
5文字の可変長文字列は、文字列が5文字でも、3文字でも格納可能。最大値5文字を越えなければよい。
メリット
可変長は柔軟で無駄が少ない
デメリット
特定の要素にアクセスするために追加の処理が必要になる
固定長を使うシーン
固定長のデータ形式は、以下のような場面で選択すると便利です。
- データの要素が一定の長さを持つ場合
例えば、電話番号や郵便番号など、特定の桁数や文字数で表される情報は、固定長のデータ形式が適しています。 - データの処理を高速化したい場合
固定長のデータ構造は、データの要素が一定の長さを持つため、データの位置を把握しやすくなります。特定の要素に素早くアクセスできるため、処理時間を短縮することができます。 - データの互換性を確保したい場合
固定長のデータ形式は、”データの要素が一定の長さ”=”データのフォーマットが一貫している” ます。そのため、データの受け渡しや共有がスムーズに行えます。
でじぼう
固定長のデータ形式は、特定の長さが要求される場合や処理速度の向上、データの互換性の確保が必要な時にGOOD!!
可変長を使うシーン
可変長のデータ形式は、以下のような場面で選択すると便利です。
- データの要素の長さが異なる場合
例えば、文章やメモなどのテキストデータでは、文の長さが異なることがよくあります。可変長のデータ形式を使えば、柔軟に長さを変えることができ、自由な表現が可能です。 - データの節約や最適化が必要な場合
可変長のデータ形式では、データの要素が実際の長さに応じて格納されるため、不必要なスペースの浪費を避けることができます。 - 柔軟なデータ操作や拡張性が必要な場合
可変長のデータ形式は、データの要素が可変長であるため、データの操作や拡張が容易です。要素の追加や削除が簡単で、柔軟にデータの構造を変更できます。
でじぼう
変長のデータ形式は、要素の長さが異なる場合やデータの節約・最適化、柔軟なデータ操作や拡張性が求められる場合にGOOD!!
未経験エンジニアはどうやってデータ長を判断すべき?
未経験のエンジニアとして、固定長と可変長の利用を判断するのは難しいかもしれません。その際は、以下の方法をぜひ試してみてください。
- ドキュメントやソースコードの確認
システムやプロジェクトに関連する書類やコードを見てみましょう。そこにはデータの形式や必要性に関する情報が書かれているはずです。固定長や可変長がどう使われているのか、ヒントが見つかるかもしれません。 - チームメンバーや上司に相談
固定長と可変長の利用について相談してみましょう。経験があるので、アドバイスや指示をくれるはずです。 - 既存の実装やフレームワークの調査
似たような問題を解決するために作られた既存のシステムやフレームワークを調べてみましょう。他のエンジニアがどんな方法を使っているのか、参考になります。
でじぼう
お疲れ様でした!
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