でじぼうです。
Web開発を勉強していると SSG
や SSR
という言葉を耳にすることがあると思います。
意味の理解を深めていきましょう!

でじぼう
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SSGとは?(静的サイト生成)
SSG
(Static Site Generation)は、サイトを公開する前に、すべてのHTMLファイルをあらかじめ生成しておく方式です。
特徴
- 表示がとても速い(すでにできたHTMLをそのまま表示するだけ)
- サーバー負荷が少ない(サーバー処理が不要)
- 内容が更新されても、再ビルドしないと反映されない
- CMSやデータベースと組み合わせると、自動でページを量産できる
向いているケース
SSG
は表示が速く、サーバー負荷が低いため、更新頻度が低いページに向いています。
- 会社紹介・サービス案内ページ
→ 内容が頻繁に変わらず、毎回の生成が不要なため。表示も高速。
- ブログ・記事ページ(更新頻度少)
→ 投稿後にビルドすればOK。SEOにも強くて軽い。
- 大規模アクセス対応が必要なLPや特集ページ
→ キャッシュのように扱えるため、大量アクセスでも安定して表示される。
(ページがあらかじめ作られていて保存されているため、見る人が増えてもすぐに表示できて、サイトが重くなりにくい)
SSRとは?(サーバーサイドレンダリング)
SSR
(Server Side Rendering)は、ユーザーがページを開いたときに、サーバーがHTMLをその場で生成する方式です。
特徴
- 最新の情報をリアルタイムで表示できる
- ページ表示に少し時間がかかる(毎回サーバーで生成)
- サーバーの負荷が大きくなりがち
- 検索エンジンにも情報が見える(SEOにも強い)
向いているケース
SSR
は常に最新情報を表示できるため、動的な内容やリアルタイム性が必要なページに向いています。
- 商品の在庫・価格をリアルタイム表示したい
→ 毎回サーバーで生成するため、最新の情報を常に表示できる。
- ユーザーによって異なるページ内容
→ ログインユーザー情報など、動的に内容を変える必要があるケースに強い。
SSG と SSR の違い【比較表】
下記に、SSG
と SSR
の違いをまとめました。
比較項目 | SSG(静的生成) | SSR(サーバー側生成) |
---|---|---|
生成タイミング | ビルド時 | リクエスト時 |
表示スピード | 高速 (キャッシュのような仕組み) | やや遅い(毎回生成するため) |
SEO対応 | ◎(静的HTMLのため強い) | ◎(サーバーでHTML生成されるため強い) |
内容の更新反映 | 再ビルドが必要 | 即時反映可能 |
サーバーへの負荷 | ほぼなし | 毎回生成のため高め |
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