
てんハロ運営者
どもども
今回は「ETLツール」について解説します。

バグヲ
なんだか名前がカタくて難しそう…

てんハロ運営者
こんなあなたにピッタリな記事👇
- ETLツールってなに?
- ETLツールのメリット/デメリットは?
がまぁまぁわかります!
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ETLツールって何?
ETLツールとは
・データを集めて(Extract)
・必要な形式に変換して(Transform)
・別の場所やシステムに保存する(Load)
ができるツールです。データの移動と整理を効率的に行うため、ビジネスや研究などで広く活用されています。
ETLツールの使用例
例:
- 売上データを毎朝データベースに集める
- CSVファイルを読み込んで、必要な列だけ抽出して整形する
- 加工したデータをクラウドストレージやBIツールに送信する
ETLツールのメリット/デメリット
メリット
- ✅️ 複数のデータをまとめて整理できる
→ 売上データと在庫データを1つのデータベースに集める - ✅️ 定期的なデータ処理を自動化できる
→ 毎日朝9時に最新データを読み込み・変換・保存 - ✅️ データを分析しやすい形に整えられる
→ 不要な列を削除し、日付や数値の形式をそろえる - ✅️ 手作業のミスを減らせる
→ 人の操作なしで処理できるため、入力ミスを防げる - ✅️ さまざまな形式のデータに対応できる
→ CSV、Excel、データベース、APIなどをまとめて処理可能
デメリット
- ❌️ ツールの設定や使い方が少し難しい
→ データの流れを設計したり、条件を細かく設定する必要がある - ❌️ リアルタイムの処理には向いていないことがある
→ 新しいデータがすぐに反映されず、1日1回などの処理になることが多い - ❌️ 複雑な処理は学習コストがかかる
→ 変換ルールが多い場合、操作に慣れるまで時間がかかる - ❌️ ツールによっては動作が重くなる場合もある
→ 大量データを扱うときにパフォーマンスが落ちることがある
代表的なETLツール
ツール名 | 特徴 | 使い方 | 強み |
---|---|---|---|
Talend | 無料で使えるオープンソースのETLツール | ドラッグ&ドロップで処理を組み立てられるGUI | 多くのデータベースやクラウドサービスと連携可能 |
Apache NiFi | データフローの可視化と柔軟な設定ができる無料ツール | データの流れ(Flow)を線でつないで直感的に設計 | Webデータの収集やリアルタイム転送にも対応 |
SSIS | MicrosoftのETLツール(SQL Serverに含まれる) | ExcelやSQL Serverなどと簡単に接続可能 | Windows環境との親和性が高く、企業でも多く使われている |
ETLツールを使うエンジニア職種
ETLツールは、以下のようなエンジニアに広く使われています。
データエンジニア
👨💻仕事内容:大量のデータを扱うための仕組み(データパイプライン)を作る
🛠ETLツールの使い方:さまざまなデータソースからデータを集めて、必要な形に変換し、自動で保存・連携できるようにする
BIエンジニア
👨💻仕事内容:企業の売上や顧客データを分析して、意思決定に役立つ情報を届ける
🛠ETLツールの使い方:分析に使えるようにデータを整理・クリーンアップし、BIツール(例:Tableau、Power BI)に渡す準備をする
データベースエンジニア
👨💻仕事内容:データベースの設計・運用・保守を行う
🛠ETLツールの使い方:外部システムやファイルからデータを取り込み、自社のデータベースに合わせた形式に変換して保存する

てんハロ運営者
おつかれさまでした!
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