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困ってた自分に届けたい話
「なんで読み込めないの?」
最初は“固定長”とか“可変長”とか気にせずデータ作ってたけど、ちょっとした違いで処理がバグることが何度もありました。
あのときちゃんと違いを知っていれば、もっとスムーズだったのに…。

この記事は、同じように困っていた方への備忘録兼シェアとして書いています。
固定長と可変長の違い
長さが一定かどうかです。
固定長:データの長さが「常に同じ」
可変長:データの長さが「変わってもOK」
固定長ってなに?
固定長とは
固定長は、データの長さを必ず揃える形式です。

例:5文字に固定:”abc” → “abc “(空白で埋める)
固定長のメリット/デメリット
メリット
- ✅️ データの位置が決まっていて、処理が速い
- ✅️ 特定の場所にアクセスしやすい
- ✅️ フォーマットが揃っていて互換性が高い
デメリット
- ❌️ 短いデータでも空白などで埋める必要がある(=無駄なスペース)
固定長を利用する場面
- 桁数が決まっているデータを扱うとき
例:電話番号(10桁)、郵便番号(7桁)、社員番号(6桁) - 高速なデータ処理が求められるとき
例:大量データを順番に検索・抽出するバッチ処理 - 異なるシステム間でデータ連携するとき
例:銀行・官公庁など厳格なフォーマットが必要なCSVや固定長ファイルの連携
可変長ってなに?
可変長とは
可変長は、データの長さにバラつきがあってOKな形式です。

例:5文字までOK:”abc” → “abc”、”apple” → “apple”
可変長のメリット/デメリット
メリット
- ✅️ 無駄なスペースがない
- ✅️ データの内容に応じて柔軟に格納できる
- ✅️ 拡張や変更がしやすい
デメリット
- ❌️ データの位置がバラバラなので、処理にひと手間かかる
可変長を利用する場面
- 文字数がバラバラなテキストデータを扱うとき
例:ブログ記事、商品レビュー、自由記述のアンケート回答 - ストレージの節約が重要なとき
例:データベースで大量の短文データを扱うSNSやチャットアプリ - データの追加や削除が頻繁に発生するとき
例:ユーザーコメントや投稿一覧のように、1件ずつ構造が変わるケース
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未経験エンジニアはどうデータ長を判断すべき?
🔰 最初はわからなくてOK!以下の方法で確認しよう。
- ドキュメントやコードを読む
定義やコメントにヒントが書いてあるかも! - チームメンバーや上司に相談
先輩やリーダーが「この場面は固定長だね」など教えてくれる! - 他のプロジェクトを参考にする
似たような仕組みがあれば、採用されている形式を見てみよう

おつかれさまでした!
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